今まで、手縫いのガイド線を引く道具は、鉄鋼用のディバイダー(コンパス)が主流でした。
しかしレザークラフト 用では無く、あくまで鉄鋼用の為、3つのデメリットがありました。
1. 線を引く時に、革の端から外れて革を傷付ける。
2. 先端が鋭利なため、線を引いた時に革が切れる。
3. 幅を固定出来ない構造(バネ構造)の為、先端が動いて安定しない。又、使うたびに幅が違ってしまう。

【レザークラフト専用のディバイダー】をという事で開発したのがこの製品です。
下記は開発時に注意したポイントです。

1. 線を引く時に、革から外れ無い様にする。
幅決めガイドとディバイダーの高さを変えて対応しました。

2. 線を引いた時に革が切れない様にする。
ディバイダーの先端を、革が切れない角度のテーパーにする事で対応しました。

3. 軸部分をネジ構造にして幅を固定する。
バネ構造[従来品] からネジ構造に変更するしました。
軸と幅決めガイドのブレを無くす事で対応しました。

4. プロステッチンググルーバーに使える様にする。

下記が特徴です。
①ディバイダー替刃について
ディバイダー替刃は、工具鋼を使用しています。
全体に、焼入れ加工を施しています。
焼入れ加工で、金属硬度を高めているので、先端が丸くなって線が太くなりません。
全体に【２４ｋ本金メッキ】で仕上げています。
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②ディバイダー先端について
先端は、線を引いた時に【革が切れない角度のテーパー】にしています。
レザークラフト専用に作っているので、【極細線】が引けます。
極細線により、穴を開ける菱目打等の先端のズレがありません。
刃部分を、チューブで保護して出荷しています。

③線引き出来る幅について
革の端から約1mm〜12mmまでの線引きが行えます。

④幅決めガイドについて
幅決めガイドの向きを変える事で、左きき用、右きき用として両方使えます。
ガイドが固定出来るので、線引きが安定します。
使う度に幅が変わってしまう事がありません。

⑤鉄筆としての利用
幅決めガイドを外して、鉄筆として使用できます。

⑥ボディーについて
バネ構造(従来品)からネジ構造に変更しました。
本体のチェック目は、ガイドを固定する為の滑り止めです。
全体にメッキ加工を施して、錆び防止にしています。

⑦打刻について
JAPAN(岡製作所製造品の証)を打刻しています。

すでにプロ・ステッチンググルーバーをご使用頂いている方でも、ディバイダー替刃のみのご購入でお使い頂けます。